[b]なぜ明るいレンズがいいの?3本のレンズで撮り比べてみたら面白いことがわかった!

レンズなんてどれも同じだと思っていませんか?

画質についてカメラボディの性能はもちろんですが、それ以上にレンズの性能が大きく物を言います!

それを実証しようと3本の異なるレンズを使い同じ被写体、場所、焦点距離、構図、絞り、シャッタースピード(以下SS)を統一して撮り比べてみました!

同じ条件でもレンズが変わるとここまで変わるのか?!

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3本のレンズで撮り比べてみた

被写体は窓際のテーブルに置かれたPENTAXのフィルムカメラ。
ライティングは半逆光の自然光のみ。

■ 使用機材

■ 撮影条件

  • 焦点距離:50mm
  • 絞り:f/4
  • SS:1/25s
  • RAW現像による補正なし
  • Photoshopによる加工なし

以上の環境で撮り比べて行きます。まずは「24-120mm」から見てみましょう。

24-120mm f/4の場合

compared-take24-120

NIKON D3200 (50mm, f4, 1/25 , ISO100)

ピントが甘いというか、他のレンズよりも被写界深度が狭い気がします。左端のグリップ部分のボケすぎてにじんでいる感じです。

24-70mm f/2.8の場合

compared-take24-70

NIKON D3200 (50mm, f4, 1/25 , ISO100)

ズームリングのグリップのシャープさ、程よいボケ、さすがは大三元レンズですね。

単焦点50mm f/1.4の場合

compared-take50mm

NIKON D3200 (50mm, f4, 1/25 , ISO100)

納得の単焦点というところ。他のレンズよりもかなり明るい写り。シャープ、ボケ、ともに良い感じです。
やはり開放が明るいせいか少しハイキーですね、これなら-0.3段に露出補正してもいいでしょう。

撮り比べの検証

ピントは被写体のレンズ前玉に合わせてありますがレンズによってシャープさ、ボケなど同じ条件でも写りが違うのがわかります。

  1. 50mm f/1.4
  2. 24-120mm f/4
  3. 24-70mm f/2.8

明るさだけをランキングするとこうなります。意外なことに開放がf/4よりもf/2.8の方が若干暗い写りに見えます。

これにはカラクリがあるのですが、その前にもっと気になることがあります。

それは画角です!

同じ画角にはならない理由

焦点距離を50mmに統一して撮影したのに同じ画角にはなりませんでした。

ちなみにDXフォーマット(APS-C機)のD3200は50mmは、35mm換算だと約75mm相当になります。

カメラは三脚に固定して場所を変えずレンズのみを交換して撮影していますので35mm換算による差異ではありません。

これはインナーフォーカスというピント合わせ方式が原因でしょう。

同じ焦点距離でなぜ画角が違うのか?

とくに オートフォーカス レンズに用いられる技術のひとつ。モーターによってレンズを前後に動かしてピント合わせをするAFレンズは、レンズの重さがフォーカシングスピードを左右する。これを解消するために、比較的大きいレンズで構成される前部は動かさずに、中間部あるいは後部の比較的小さなレンズを動かしてフォーカシングスピードを上げる手法が採られる。これをインナーフォーカス ( インターナルフォーカス あるいは リアフォーカス ) 方式と呼ぶ。  その他にメリットとして、フォーカシングしてもレンズ長が変わらないこと、重心移動が少なくバランスが安定していること、レンズ全体をコンパクトにしやすいこと、レンズ前玉が回転しないために PLフィルター 操作への影響が少ないことなどが挙げられる。

引用元: インナーフォーカス | コトバンク

使用しているレンズ24-120mm、24-70mmもこのインナーフォーカス方式。単50mmだけは違います。

引用元にもあるようにコンパクトにしやすい、レンズ全長が変わらないからバランスが安定してる等のメリットがある反面、撮影距離によって画角が変わることが多いのがデメリット。

そのためレンズによって焦点距離が同じでも画角が変わってしまうのです!

撮り比べ写真を見て確認することができます。このことを踏まえると単50mmが正しい画角と言えます。

f/2.8レンズがf/4レンズより暗く見えるカラクリ

これも答えは画角です。

実は二つの写真の明るさにほとんど違いはないのです。

ではなぜ開放が明るいf/2.8の方が暗く見えるかというと、上記同様インナーフォーカスによる画角の差異です。

焦点距離は同じ50mmにもかかわらず24-120mmの方が引きに写っているのに対し、24-70mmは単50mmよりも寄りで写っています。

24-120mmの方が背景が写り込んでいるため、24-70mmよりも明るく見えているだけなのです。

試しに24-120mmの方を24-70mmの画角までトリミングしてみましょう。

▼24-120mmをトリミングしてみた。
compared-take24-120Trim
▼24-70mm再登場
compared-take24-70
シャープ、ボケの違いはありますが、明るさに関して違いはないと言えます。

これが開放が暗いf/4の方が明るく見えてしまうカラクリです。

明るいレンズがいい理由

インナーフォーカスによる画角の違いはさておき、
今回の条件においては単焦点の圧勝です!

シャープさ、ボケ、明るさ。全てにおいて他2本のレンズを上回っています。上記の写評の通り明るいレンズは露出補正する余裕を与えてくれますのでオススメです。

次点は大三元24-70mmです。通しf/2.8はさすがの画質です!50mmのみなら単焦点レンズに負けますがトータルで言えばこちらですね。

そもそも比べるには荷が重かったか小三元24-120mmでしたが、今回は相手が悪かったということでw

のぶ的まとめ

なぜ明るいレンズがいいのか?

明るいレンズとは絞りを開くことができるため露出補正に余裕が出来るからです。SSを速くして手ぶれ防止したり、より絞り込んだりと露出を調整できるのでメリットありありです。

ただ問題はその分値段が張るということ。単焦点なら画角が限られるということでしょう。

レンズが明るい(f値が小さい)ということは撮影表現にもっと自由をもたらすものと言えます。

僕個人の感想ですがw それでは今回はここまで!のぶでした。まったね〜

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