家族身内にしか撮れない写真があります。
たとえ写真撮影を生業としているプロカメラマンでも簡単に撮ることはできないもの、それは
家族の自然な笑顔!
家族だからこそ作らず飾らずかしこまらずにありのままの自然体であたたかい笑顔を引き出すことができます。
カメラマンはその自然で柔らかい表情を引き出すために雰囲気作り、コミニュケーション、声かけなど様々な工夫を凝らしています。
大切な家族の写真を撮っていますか?
家族写真の撮影においては身内以上の名カメラマンはいないでしょう。
たとえば、小さな子供が「写真撮るよ〜」とカメラを向けてきたら思わず笑顔になることは安易に想像できますよね?
子供なのでこの場合、自然な笑顔を引き出せてもきれいに撮れるかは別の問題なんですがw
多少ピントが甘かったりブレてても家族身内の写真ならばシビアにならなくてもいいと思います。別に仕事じゃないですからね。
なんで家族の写真を撮る必要があるのか?
先日、嫁さんの祖母が天寿を全うしました。
ホームに預けていたのですが急変して心肺停止、蘇生も止むなく他界されました。
悲しくも人は死に向かって生き続けます。
分かってはいても見て見ぬ振りをする現実。
あとどれくらい親と過ごせるのだろうか?祖父母はどうか?
近い未来に向き合う日が必ず来ます。
人は必ず死ぬ!
ぼくら人間は忘れるイキモノ。
都合がいいように忘れることもあれば、生活や仕事に忙殺されて忘れることもあるでしょう。
ほっといても忘れてしまいますから目に見えるように写真として張り出しましょう。
祖母の遺影として使われた還暦の写真がこれから「変わることのない祖母の顔」になります。
必ず迎える生の終わり。
この世に肉体を遺せない代わりに写真にしていつでも顔を見れるようにします。
遺影として見続ける写真は笑顔がいいと思うんです。
このブログを読んでくれる方には家族の写真をたくさん撮ってもらいたいなって思ったんです。
さいごに
なんか重い話になってしまいました。
身内の死を目の当たりにして家族を撮るということはすごく大切だなと感じたので思うことをつらつら書かせて頂きました。
なにも遺影のために写真撮っとけよ?って話ではありません。
- 家族にしか撮れない写真
- 友達にしか撮れない写真
- 恋人にしか撮れない写真
写真を誰が撮るのかというだけで撮られる側に心境が変わります。
たくさんの写真を、いろんな表情で、これからの未来に残したい。
「写真は未来の宝物」 by スタジオアリス
以上のぶでした。